至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

いくら暴走族だって、所詮高校生だしそれぞれ親もいるだろうし、みんなで生活してるなんて思ってもみなかった。


「何か?」


「いえ、あのっ…暴走族っていったら……」


「洞穴みたいなところに溜まってるとでも思った?」


テルさんが初めて笑った。


「ぶっちゃけちゃうと……そうです」


だって、こんな素敵な空間で喧嘩や暴走の話をしてるなんて想像つかない。


物騒なことを考えたら罰当たりな気がする。


「確かに倉庫にも溜まるが、幹部だけの会議ならここですることもある」


「はぁ……仲がいいんですね」


「フッ……」


テルさんは鼻で笑った後、とんでもないことを言った。