至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

また倉庫みたいなところに連れて行かれるかと思いきや、予想は外れた。



「降りて」


そう言われて車を降りる。



目の前にはコンクリートが打ちっぱなしの長方形の建物。


1階、2階、3階と分けられているのが分かるように窓が設えてあるのを見れば、居住空間なんだろうと思う。



「これは……なんですか?」


そのくらい聞いても大丈夫だよね?


と思いながらも恐る恐る聞いたあたしに、今度はちゃんと答えてくれた。


「家だ」


「……」


そう答えるテルさんは天然なんだろうか。


そんなのは見てわかる。


「それは何となくわかるんですが……」


知りたいのは、この家がなんなのかということだ。