至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

失礼だとは思ったけど、ジロジロと観察させてもらった。


染めた様には見えない、自然な栗色の流しっぱなしの髪。


奥二重のキリッとした目は、とても知的に見えた。



凌牙と同様、独特なオーラを放っている。


暴走族だなんて、到底見えない。



人は見かけによらないっていうけど……。



「なんだ?」


ずっと見ていたから感じが悪かったのかもしれない。


顔を動かさないまま、瞳だけが動いた。



「あの……あなたは…」


「それ、こっちのセリフだよな」



……間違ってない。


長い足をサラッと組み変えながら言う仕草に、大人の色気を感じた。