「旬達も、白い特攻服を着るの?」
「ああ」
「惚れんなよ!」
ちょっと意味不明な大翔の言葉に、今度はあたしが吹き出した。
「あははっ」
旬や大翔といると、心が落ち着いている自分に気づく。
自然と笑えてる。
あたしの選択の正当性が、早くも少しだけ見えた気がした。
車は群衆の中をゆっくり進んでいく。
すると、あたしの視界から肌色が消えた。
見えるのはカラフルな頭と黒い特攻服だけ。
――全員が、この車に向かって頭を下げていたから……。
「ああ」
「惚れんなよ!」
ちょっと意味不明な大翔の言葉に、今度はあたしが吹き出した。
「あははっ」
旬や大翔といると、心が落ち着いている自分に気づく。
自然と笑えてる。
あたしの選択の正当性が、早くも少しだけ見えた気がした。
車は群衆の中をゆっくり進んでいく。
すると、あたしの視界から肌色が消えた。
見えるのはカラフルな頭と黒い特攻服だけ。
――全員が、この車に向かって頭を下げていたから……。



