お見合い結婚



「ゴメンね
わざわざ来てもらっちゃって」


「ああ 大丈夫よ
母のお礼も言ってなかったし
会えてちょうど良かったよ」


また…お礼なんて
あたし何もしてないんですけど。


奈々子さんは次の用があると
言うことなので
院内の喫茶で話すことにした。


時間もないからすぐに本題へ。


「あのね…杉山さんって
婚約者?」


「何よ~いきなりぃ~
話ってその事?」


「あ…うん
それもある」


ううん!話しはそれだけ。


「そうよ!あたしの彼氏
そして 来月結婚するの」


「え・・・遼平は?
遼平をどうするの?」


「遼平?
なんで そこに遼平が出るかな?」


「だって…うちに来て会ってたでしょ?」


「会ってたとしても
いとこの貴女には 関係ない話じゃない?」


わっ…でた!
やっぱり!!!
遼平と杉山さんを
天秤にかけてる?


「か・関係ない…けど
それって 良くないと思うけどな」


「別に いとこの貴女に
説教される覚えはないし」


ムカつく!!!
やけに 【いとこ】を
強調するし(怒)。