「もー!何やってるの!すみません!
躓いて恥かくからって
着物をやめたのに同じことじゃないの」
母に手助けされ 起き上がると
遼平は ゲラゲラと お腹を抱えて笑ってた。
その態度に対して
向こうの お父さんが
「遼平!失礼だろ!
大丈夫かね?怪我してない?」
なんて 遼平を怒り
あたしを気にかけてくれたけれど・・・。
遼平はまだ笑ってる。
4年ぶり?
遼平 あの頃と比べると 大人っぽくなってる
そして やっぱりイケメン。
なんで?お見合いなんか?
しなくても 彼女ぐらい 絶対居るでしょ!!!
何か・・・ある?
あたしの直感・・・そう思った。
「まぁー!綺麗なお嬢さんですねぇ~!
遼平が 気に入るのも 分かるわ~!
同時にお見合いの話が三件も来ちゃって
その中から 小山さんの写真と釣書を見て
この子と見合いしてもいいって 言うから
さっそくこの場を設けてもらったのよ」
遼平が???
あたしを気に入った?
何か企んでる?
絶対何かあるよね!
その言葉に 母は
「それはそれは 光栄なことです」
なんて 素直に喜んじゃって
バカじゃないの!



