ギリギリで保ってきた "幼馴染み" という何とも脆い関係。 壊そうと思えば一瞬で壊れてしまう。 「晃ちゃ──」 「晃ちゃんなんて呼ぶんじゃねぇ!」 突然声を荒らげた俺に菜月の肩が跳ねた。 何で、という菜月の瞳。 そこにはうっすらと涙が浮かんでいて。 ほら、こんなにも脆い。 たったそれだけで、関係は今にも壊れようとしてる。