「俺…愛莉が好きだ。小さい頃からずっと、愛莉のことが好きだった」
あ…。
あたしは驚きと嬉しさで、口元をおさえる。
「ほっ、本当に?」
「ああ…本当」
どうしよう…颯太と両想いだと分かってあたし今、すっごく嬉しい。
嬉しすぎて、口から言葉が出てこない。
「…で?愛莉の返事はどうなんだ?
俺、さっきからずっとドキドキしながら待ってるんだけど」
「えっ、あっ、ごめん」
あたしは咳払いをしたあと、真っ直ぐ颯太を見つめる。
面と向かって気持ちを伝えるのって、なんだか緊張しちゃうなぁ。
でも、ちゃんと伝えなきゃ。



