数日後の日曜日。 先日リカちゃんと約束した青葉台遊園地の入り口で、二人が来るのを待っているところである。 結局あれ以来、潤君と会う時は必ずリカちゃんも一緒にいたため、庇ってもらったお礼も未だ言えずにいた。 そういえば最近潤君と話してないなぁ……。 無意識に溜め息が漏れる。 本来の目的からもそれたままだし、もしかしたらずっとこのままなのだろうか。 そう思うと、なぜか酷く寂しいような複雑な気分になるのだった。