† of Thousand~千の定義


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「長沢、よく聞いて。私は魔術師だ。まだひよっ子レベルだけど、確実に、魔術を扱える」

「魔術って……だけど、そんなもの、」

「ある」

と、私は長沢の機先を封じた。

ほんの二十センチほど先にある彼の瞳が、改めて怪訝に染まり、驚愕に開く。

そんな彼に突きつけるのは酷だが、言わなければいけない。

「魔術はある。そして私は魔術師だ。その定義で、私は、行かなくちゃいけない。自分の、定義も含めて」



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