† of Thousand~千の定義

ファンタジー

紅 憐/著
† of Thousand~千の定義
作品番号
105689
最終更新
2010/08/01
総文字数
45,881
ページ数
117ページ
ステータス
完結
PV数
32,552
いいね数
0
†シリアスファンタジー†


人間

魔族

天使



この世界は
様々な定義に基づく

私もお前も
例外ではない

すべて
定義される


魔術師
草薙仁







†シリーズ特別版
書き下ろし中編

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この作品のレビュー

★★★★★
2008/06/25 19:57
投稿者: 野田 のたお さん
これが魔術というものか…。

「定義」に基づき、地がうねり、傘が刃と化す。 命持たぬものまで使役し、人ならざるものに抗する超常の力。 目を見開け。 これが魔術という力。

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この作品の感想ノート

かっ、感想が……
約一年ぶりに感想があああああっ……!!

す、すみません取り乱しました。

『鬼』にいたるまで、仁がどれだけの年月を積んだか……
その年月が、この『千』と『鬼』との時代がどれくらい離れてるか、仁がどれくらいのことを体験したかを表してます。

紙ヒコーキ、いいでしょーう。ちゃんと思い出の品として、紙ヒコーキのまま取っといてるところに、仁の、普段からは想像できない人情とか、1パーセントの乙女チックが出てるのです。

†シリーズの魔法魔術理論は、この『千』のうちで構築されてます。今後(未定作品)への予習としては、魔術師 魔法使い 魔導師の差はなんだろう?とか、本物の草薙仁はどうなったのだろう?とか、仁の『神のバラ』という名前の由来は?とか、いろんな疑問を持っとくと楽しいですよ。想像だけしてください(笑)

いやっ、でもほんと……ほんと、約一年ぶり……(涙)
七織さん、嬉しい感想ありがとうございます!

紅 憐さん
2009/05/24 08:05

こんばんは。

全く休む間もなく一気読みですよ(笑)


草薙仁が草薙仁である理由。

壮絶な過去に圧倒されながらも、自らの存在を明確に『定義』して生きる彼女の姿に清々しいまでの潔さを感じます。

『鬼の心理』で抱いていた彼女のイメージが、180度変わりました!


魔術を発動させる行為は面倒臭いし、魔法は「代償」が必要だし、簡単なじゃないところがリアリティがあって好きです。誰でもできそうで、できなさそうな(笑)


エピローグの紙ヒコーキに、かなりじんときました。こういう思い出って素敵です。

2009/05/24 03:07

のたおさん
はい、一番乗りでございます。ありがとうございます。

これを書くにあたって、一番肝心なのは、魔法や魔術があくまでも現実のものだって思わせることでした。

どこかのよそのファンタジーじゃなくて、ひょっとしたら、すぐお隣に住んでるだれかさんが魔術をやってるかもしれない。公式を組み立ててるかもしれない。そんなリアリティーを追求したつもりです。

だから、出てくるあれこれに、仁は定義定義定義とやかましく(笑)

やっぱり魔術師の戦いなので、はでなドンパチもしたかったんですけど、この時の草薙仁はそこまでの技量がないですし、あくまで自然現象である魔術なので、派手さはキマイラに任せました(笑)

魔法と魔術の違いは、追々『鬼』のほうで彼女が口説明してくれます。もうそれが、†世界の根底のような感じで(笑)

難しいんです、このストーリー……世界観が。

感想とレビュー、一番乗りでありがとうございます!!

紅 憐さん
2008/06/25 23:12

この作品のひとこと感想

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