† of Thousand~千の定義
ファンタジー
完
0
- 作品番号
- 105689
- 最終更新
- 2010/08/01
- 総文字数
- 45,881
- ページ数
- 117ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 32,552
- いいね数
- 0
人間
魔族
天使
この世界は
様々な定義に基づく
私もお前も
例外ではない
すべて
定義される
魔術師
草薙仁
†シリーズ特別版
書き下ろし中編
この作品のレビュー
「定義」に基づき、地がうねり、傘が刃と化す。 命持たぬものまで使役し、人ならざるものに抗する超常の力。 目を見開け。 これが魔術という力。
この作品の感想ノート
かっ、感想が……
約一年ぶりに感想があああああっ……!!
す、すみません取り乱しました。
『鬼』にいたるまで、仁がどれだけの年月を積んだか……
その年月が、この『千』と『鬼』との時代がどれくらい離れてるか、仁がどれくらいのことを体験したかを表してます。
紙ヒコーキ、いいでしょーう。ちゃんと思い出の品として、紙ヒコーキのまま取っといてるところに、仁の、普段からは想像できない人情とか、1パーセントの乙女チックが出てるのです。
†シリーズの魔法魔術理論は、この『千』のうちで構築されてます。今後(未定作品)への予習としては、魔術師 魔法使い 魔導師の差はなんだろう?とか、本物の草薙仁はどうなったのだろう?とか、仁の『神のバラ』という名前の由来は?とか、いろんな疑問を持っとくと楽しいですよ。想像だけしてください(笑)
いやっ、でもほんと……ほんと、約一年ぶり……(涙)
七織さん、嬉しい感想ありがとうございます!
こんばんは。
全く休む間もなく一気読みですよ(笑)
草薙仁が草薙仁である理由。
壮絶な過去に圧倒されながらも、自らの存在を明確に『定義』して生きる彼女の姿に清々しいまでの潔さを感じます。
『鬼の心理』で抱いていた彼女のイメージが、180度変わりました!
魔術を発動させる行為は面倒臭いし、魔法は「代償」が必要だし、簡単なじゃないところがリアリティがあって好きです。誰でもできそうで、できなさそうな(笑)
エピローグの紙ヒコーキに、かなりじんときました。こういう思い出って素敵です。
のたおさん
はい、一番乗りでございます。ありがとうございます。
これを書くにあたって、一番肝心なのは、魔法や魔術があくまでも現実のものだって思わせることでした。
どこかのよそのファンタジーじゃなくて、ひょっとしたら、すぐお隣に住んでるだれかさんが魔術をやってるかもしれない。公式を組み立ててるかもしれない。そんなリアリティーを追求したつもりです。
だから、出てくるあれこれに、仁は定義定義定義とやかましく(笑)
やっぱり魔術師の戦いなので、はでなドンパチもしたかったんですけど、この時の草薙仁はそこまでの技量がないですし、あくまで自然現象である魔術なので、派手さはキマイラに任せました(笑)
魔法と魔術の違いは、追々『鬼』のほうで彼女が口説明してくれます。もうそれが、†世界の根底のような感じで(笑)
難しいんです、このストーリー……世界観が。
感想とレビュー、一番乗りでありがとうございます!!
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