おにぎり屋本舗 うらら

 


丸山は、一人のフリーライターを通じて公にされた、

死刑囚湯傘の言葉を口にした。



『娘の腹から 我 蘇らん
同士よ 蜂起せよ』



その言葉を、100人の信者達が復唱する。


信者の顔は、狂喜に満ちていた。


目がランランと輝き、復唱しながら興奮状態に入り、踊り狂う者もいる。



うららの恐怖は強くなる。

耳を塞いでも入ってくるその言葉が、呪いのように聞こえた。



丸山はうららの腕を掴み、強引に立ち上がらせた。


ガタガタ震えるうらら。

その腹に手を当て、丸山は大声で言った。



「アバタリ様が、マハーカラ様をこの世に戻して下さいます!

なんと喜ばしいことでしょうか!

近い内に、聖なる神子がお腹に宿ることでしょう!」