「俺、今まで相原とあまり話したことなかったから、一度話してみたいと思ってたんだよね」 うそ!? 「…いい?」 「もっ、もちろんだよ」 「ありがとう。それじゃあ行こうか」 「うん」 私は、永瀬くんの隣に並んで廊下を歩く。 今、永瀬くんと一緒に歩いてるなんて、なんだか夢みたい…。