「ふふっ」 風雅が小さく笑うと 「なっ!なに笑ってんだよ!」 顔をもっと赤くさせる。 そんな炎虎に 「炎虎のこと嫌いになるわけないでしょ? 大好きだよ!」 にっこりと微笑んでそう言った。 更に頬を紅潮させる炎虎。 端から見たら恋人みたいだ。 意外とお似合い・・・? 「ごめん!遅れた!!」 そう言って勢いよく部屋に入ってきた瑠雲。 「あ、瑠雲!!」 ぱあっと花が咲いたような笑顔になった風雅。 そのまま走って瑠雲に飛び着いた。 やっぱ、この2人がお似合いだ。