俺の事も知らねぇ奴だからこそ、この女に興味が湧いた。 この女は他の女と違いキャーキャー騒がねぇし、それよりこの女の目が死んでいて助けてやりたいって思ったんだ。 女の名前は如月 美咲。 この名を聞いて誰も知らないわけがない。なんせ、この学校で一番有名な奴だからだ。 そう、この時までは彼女なんか要らないって思ってた。 だが、屋上であいつに出会って俺の人生が変わった。 あいつのお陰で俺は変われたんだ。 *隼人 side end*