俺様陰陽師




 風で飛んできた葉っぱとかが当たったのかな?


 それか屋根から雨滴が落ちる音。


 痴漢なんかじゃない。


 あたしは窓の外に人がいなかったことに安堵した。


 もう一度顔を湯に浸かって、ぷくぷく泡を吐く。


 そして、今度は窓には目もくれずにバスルームを出た。


 パジャマに着替えてから、あたしはホットミルクを用意してテレビ前のソファに陣取る。


 手にしたホットミルクに息を吐きかけた。


 あたし、猫舌なんだよね。