「霊感があるっていうのを売りにしたタレント。本当に霊感があるのか番組のヤラセかはわからないけど、見た目がいいからバラエティではアイドル枠なのかな」 「…………なんだ」 あたしはがっかりしてしまった。 華波が陰陽師についてちゃんと調べてあるのにも驚きだけど、存在しない職業を売りにしてテレビに出てるなんて。 まあ、霊能者なんてみんなそんなもんなのかもしれないけどさ。 「でも顔はいいよ」 華波の言葉はなんの慰めにもならなかった。