そう言って華波はペロリと舌を出した。 「なんだー。でもなんとなく見ちゃうなら華波の好みではあるわけだ?」 華波の好みのタイプなら一度出演してる番組をチェックしておこうと思ったのに、 「残念ながらそうでもないんだな」 華波はどこへともなく犬を追い払うように手を振りながらそう言った。 「え、なんで?」 不思議そうなあたしの顔を見て、華波は苦笑する。 「陰陽師」