ろ、論議? なんだか難しいうんちくを並べ立てる倉木先輩を想像する。 柔らかな容貌に、穏やかな語り口調の彼との論争はあまり想像できないんだけど。 「僕達が二年になったときにそこの上原と緒川がつき合うことになって」 あたしと華波は驚いたように上原先輩を見る。 彼女は快活な表情に悪戯っぽい笑みを浮かべた。 「おしかけ女房みたいに同好会に入会してきて」 「はぁ」 「そしたら上原の友達まで入り浸るようになって」