それぞれ教具が備えられていて、実験の設備や薬品棚、防音設備、彫刻や絵が飾られていたり、ミシンや調理台、プロジェクターにカメラ、サブモニターまであって各教室とも充実している。 あたし達はいくつもの教室を通りすぎて、ひとつの扉の前にいた。 扉の上にはプレートが貼りつけてあって、第一特別室って書いてある。 華波はためらいなく扉をノックした。 すぐに、はぁいと声がして扉が開く。 あたしよりも少し背の高い活発そうな女の子が目の前に立っていた。 「緒川先輩はいますか?」