゚・:・,。・:・,。・:・,。・:・,。・:・゚ : : : : : : ♪ : # : ♭ ★ * 実のところ、あたしにはもうひとつ秘密がある。 これは華波にさえ言えない種類のものだ。 これについて考えることはひどく億劫で、ゆううつになる。 華波には霊が視えることを悩んでるように映ったんだろうけれど、あたしが本当に悩んでいたのはそういうことじゃなかった。 指定された出席番号は名字のあ行順なので、あたしは必然的に窓際から二列目の最前列に座る。 「またあとでね」