俺様陰陽師




 これは荒れるよね、ファンの心情としては。


 うたた寝していたときに聞こえてきた黄色い悲鳴はあれだったんだね。


 なるほど、なるほど。


 ようやく納得したあたしと華波の前に、上原先輩がなにやら紙とボールペンを置いた。


 入会届だ。


「こんなことになってしまったけど、わたしたちの友情は変わらないから」


 そう言って微笑む上原先輩は、他の女子に比べると口調が穏やかだ。


 彼氏がいる余裕かもしれないな。