ベットに寝転がり、布団に入ったはいいけど。




「眠れそうにないです……」



仮にも、さっきあんな事やこんな事をした場所だし。


不安だし……。






「じゃあ……抱き枕になってて」

「へっ!?」




智也さんは私を抱きしめ、抱き枕に。



しばらくして、スヤスヤと寝息が聞こえてきた。




……私、眠れるかな?


ましてやこんな状態で。





でもそれからすぐ、徐々に睡魔が襲ってきて、気づけば寝てた。





しかも寝る時間が遅かったせいで、次の日の夕方まで2人揃って爆睡してた。




更に、智也さんが「もっと一緒にいたい!!」と可愛い事を言うから、結局日曜日も泊まり、月曜日に朝帰りした。