「ん……」 いつの間にか寝てたみたいで、目を覚ましたら室内は暗くなってた。 窓の外も日が沈みかけてる。 隣を見ると、まだ無防備に寝てる智也さんが。 いくら何でも寝過ぎた!!起こさなきゃ!! 「智也さーん。起きてくださーい」 体を軽く揺すってみたけど……起きない。 「智也さ~ん?」 今度は耳元で呟いてみた。 これは効果があったみたいで、智也さんはゆっくり目を開けた。