大樹は、あるお嬢様の執事をしていました。 お嬢様の名前は、桜様でした。 桜様の家は大変裕福でした。 なので、桜様が欲しいものは、 すべて桜様の両親が買っていました。 桜様は読書が好きで、桜様用の物置は 図書室のようでした。 大樹は、そんな桜様のことを、 活発な子よりは、手がかからなくて良いと、 思っていました。 でも、運動不足を心配もしました。