「え……」


ガーンとショックを受ける私。


「こら、悟!お姉ちゃんが男の子にあげるの嫌だからって

そんな事言わないの!」


あ……お母さん言っちゃったし


「うるせえー!お姉のバカ!!」


悟はそう言って部屋に駆け込んだ。


最近ちょっとだけ反抗期なんだよね……。


「大丈夫よ、華。

これなら美味しいから

明日は他のおかずの練習しましょ」


「うん、お母さんありがとう」


こうして、私は3日間

お母さんの料理指導を受けたのだった。