「ふぅ~いいお湯だった~」


観光から帰って来た後は、部屋でゆっくりと過ごして

ご飯の時間になったら、布団を引いて食べる所に移動した。


そこのご飯もおいしくて、美味しくて

それでいて、目の前には大好きな人がいて

本当に幸せな時間だった。


それからご飯を食べ終わった私達はテレビを見てから

お風呂に行くことになったんだけど……


「長湯しすぎちゃった

宮野くん、もう部屋に帰ってるかな」


気持ちのいい温泉にずっと浸かっていた私は

ロビーを通りエレベータに向かおうとした。