なんで今………幸成の顔が………… 「川村、降りれる?」 そう言って乗る時と同じように 手を差し出してくれる 観覧車はいつの間にか下まで回っていた 「あ、うん!ありがとう」 そう言って森下くんの大きな手に自分の手を置いた 「観覧車久しぶりに乗ったなー」 「私も!小学生の頃に乗ったきり乗って無かった」 あの頃は両親と乗って観覧車を揺らして お母さん怖がらせてたなw 「じゃあ帰ろっか」 「そうだね」