早く止めてー!


僕は動けないから、心の中でジタバタした。


それからしばらくして、キュ、とみゆちゃんは、これまた変な形をしたやつをひねると、お湯を止めた。


ふう……助かった。


もう終わりかな?


と、思ってたら、今度はなんだか白くてふわふわしたものを、僕にこすりつけてくる。





「ポチ、きれいになぁれ!」





うわ、白いのが口の中に入ってきた!


まずい……


こんな美味しくない食べ物、初めてだよ……。


もう、さっきからみゆちゃんには、散々な目に合わされている。