俺は何も言えなかった。



ただ、おまえの眼を見返すだけで精いっぱいだった。





おまえを切り割きたい。



おまえを殺したい。



おまえを苦しめたい。



おまえを………………






だけど、おまえを愛してる。





…………俺は、おまえを守りたい。