さっきの出来事のせいで
少しテンションは下がり気味で
始まった鮎掴み。
掴んだ鮎を焼いて食べる、
というものなんだけど、
私は魚が、ちょーーーーーー大嫌い。
こんな行事するだけでも、
テンション下がるよー。
と思いつつ、頑張って掴んだ魚たちは
全てキレイに焼かれ、運命の試食タイム。
「食えよ」
「やだ。焼き魚嫌いだもん」
焼かれた鮎を見つめ、
笹本にそう答える。
「鮎も一生懸命生きてきたんだ。
食べてやれよ」
「やだ」
「俺が食ってやろうか?」
「うん!!」
「今のは嘘な」
「何よそれー…」
こんな意地悪しかしてこない笹本に呆れ、他の人に食べてもらうように伝えたが
もうお腹いっぱいという人やら
すでに3匹目という人もいる。
お、恐ろしや……

