「唯ちゃん? 今日は罰として、いっぱいいっぱい食べてあげる」 蒼は甘く妖艶に囁く。 「甘いコーンスープよりも、唯ちゃんの方がもっと甘いよ」 ぎゅっと抱きしめられ、身体の力が抜けてしまう。 座っているのがやっと。 蒼に触れられると、あたしの身体はおかしくなる。 甘く甘く狂ってしまう。 「いただきます」 蒼の熱い吐息が耳にかかり、あたしは身を震わす。 あたしを抱きしめる蒼に、そっと手を伸ばした。