俺の視線の先で、ミヨが倒れていた。 変形が出来たことに目がいって、周りの状況が見えていなかった。 「…ミヨ」 ミヨに駆け寄り、体を抱き起こす。 「大丈夫か?」 「大丈夫、軽く擦りむいたくらいだから。」 「…よかった。」 その時チャイムが鳴り、1回目の制御学は終了した。