愛を知らないあなたに

「あの・・・いいんですか?それ。」


「まずは自分の安全を第一に考えるのが普通よ。」



薺さんはさらりと言う。

琥珀様も頷いている。





・・・って、どんだけ危険なの!?


「というか、喧嘩って誰と誰が・・・どうして・・・」


「タマと弥助が、意見の食い違いで。」


「た、タマと弥助さん!?」


いや、話の流れからしてそれしかありえないけど・・・

体格差ありすぎじゃない?!



「もの凄い殴り合いと物の飛ばし合いよ。」


う、わぁ・・・マジか。


「よくタマと弥助さんでそうなりますね・・・。」


「あれ?凜ちゃん知らないの?タマって超強いのよ。

あの見た目で大人の男以上の力もってるのよ。」


「・・・・・・・・・嘘・・・。」


「ほんと。だからまぁ、見てるとホラーね。」



確かにそれは、精神的にも逃げ出したくなるな。




「それで、どんな意見の食い違いが起こったんだ?」


「お城に持って行くお菓子の種類。」


・・・・・・・・・おい。