沙耶ねぇに戻されたボールの中身は、さらに白くなっていた。 それがまた私が混ぜたりていなかったことを物語っている。 そして、次は卵入れて混ぜていく。 次こそは沙耶ねぇに指摘されないようにと、何度も何度も確認しながらしっかりと混ぜる。 「今度はやけに慎重ね?もう十分よ?」 「あ、うん…」 次は混ぜすぎた……。 余分に混ぜすぎた私は、もう腕がヘトヘトだ。 まだ生地は出来上がっていないのに。 「よし、次は薄力粉ね」