「ほんとにほんとに、由良なんだよな…」 「そうだよ。」 会いたかった。 一番、あたしが欲しかった温もり。 その時どこからか春の声が聞こえた。 「勝利ー?また由良の部屋にいるの?」 ドアから顔を出した春は驚いた顔で… 「ゆ、ゆゆゆゆゆらあぁぁぁぁ!!!!!!え、ちょっとまって!ほんとに本物!?」 「春、待たせてゴメンね…?」 泣きついてきた春。 「ふえぇぇぇっ~!ゆらぁ〜!」