猫を追いかけて……。【短編】

「そのーーー」

と、目眩がちの私に彼が言う。

「?」

と、目線だけ返すと

「また、撮っても良い?」












私は夢を見ることにした。
特に何かが有るわけでもない毎日に
少し、変わった夢を見てみようと
そう思うことにした。