その他
完

- 作品番号
- 1015588
- 最終更新
- 2014/06/28
- 総文字数
- 6,238
- ページ数
- 18ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,411
- いいね数
- 0
猫を追いかけて……。【短編】
2014.6.28 完結
この作品のレビュー
桜は嫌い。いつも大切なあの人を思い出してしまうから。
皆の周りの励ましや労りの言葉も全て私からすれば納得のいかないものばかり。
いつもと同じ日常
いつもと同じ会話
色褪せた私の世界は、あの人が居なくなってやっと5年が過ぎた。
夢も希望も失った私の世界。
そんな時、不思議な猫と出会った。
何だか目を離せない、いつもカメラを私に向けてくる不思議な猫。
この出会いが、私の止まった時計を動かし始める。
私の中で止まった時間は、春になってようやく動き始めたのだ。
大切な人を失った苦しみは、失った本人にしか分からない。
けれど、そんな悲しみや苦しみで閉ざされた世界で生きていた女性の、新たな第一歩を優しく描いた作品です。
是非ご覧下さい。
素敵な作品をありがとうございます。
この物語を読んで、すごく心がやさしくなれた気がします。 夫を亡くしてから、住む土地を変えて過ごす時間。 住む場所が人が、ゆっくりと流れる時間の中でも少しずつ癒されていく。 そんな流れがすごくリアルで素敵です。 そして出会う新しく春、彼女の気持ちが前をむき出したのだろう。 作者が言われてたように、俺も春は苦手です。 でもこの作品を読めば春もいいなぁと思いました(^^)
この物語を読んで、すごく心がやさしくなれた気がします。
夫を亡くしてから、住む土地を変えて過ごす時間。 住む場所が人が、ゆっくりと流れる時間の中でも少しずつ癒されていく。
そんな流れがすごくリアルで素敵です。
そして出会う新しく春、彼女の気持ちが前をむき出したのだろう。
作者が言われてたように、俺も春は苦手です。
でもこの作品を読めば春もいいなぁと思いました(^^)
忘れる事が出来るから人間は生きていける。……と人は言うけれど、でも再び前を向いて歩き始めるには、人それぞれ個人差があって。 きっと、かつての想いが深ければ深いほど、その期間は長いのです。 そして、完読してから思ったのですが、作中で撮った彼女の写真、順を追って見てみれば、きっと少しづつ希望を感じさせる写真に変わっているのではないかと思いました。 ひなびた尾道の片隅で、出逢うべくして出逢った二人。そんな様子がとても素敵でした。 ※ちなみに、タイトルから俺が最初に思ったイメージは、サザエさん的なコメディを想像してました。miraちゃんごめんなさい。
忘れる事が出来るから人間は生きていける。……と人は言うけれど、でも再び前を向いて歩き始めるには、人それぞれ個人差があって。
きっと、かつての想いが深ければ深いほど、その期間は長いのです。
そして、完読してから思ったのですが、作中で撮った彼女の写真、順を追って見てみれば、きっと少しづつ希望を感じさせる写真に変わっているのではないかと思いました。
ひなびた尾道の片隅で、出逢うべくして出逢った二人。そんな様子がとても素敵でした。
※ちなみに、タイトルから俺が最初に思ったイメージは、サザエさん的なコメディを想像してました。miraちゃんごめんなさい。
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