しかし、迷っている間にもヒュドラの攻撃は止まらない。
あたしも負けじと攻撃を加える。
「"サンダー・ショット"!」
ヒュドラ達の攻撃を避けつつ雷雲を生み出し、そこから雷撃を与える。
同時にヒュドラの叫び声が響いた。
「…っはぁ、はぁ…」
これだけ連続して魔法を使えば、流石に息が切れる。
攻撃は直撃したけれど、これだけの攻撃で倒れるようなヒュドラ達ではない。
もう少し攻撃しなくては、倒れてくれないだろう。
どうしようかな、接近戦に持ち込んで、首を切り落とすか。
「"ソード"!」
一言呟けば、杖は剣へと変身してくれた。キラリと剣先が光る。
気が重い。本当は殺したくなんてないのに。
それでもやらなくちゃいけないんだよ、と自分に言い聞かせてあたしは走り出した。
「"ジャンプ"!」
咄嗟に補助魔法を発動させると、足元に魔法陣が広がり光った。
「はぁっ!」
掛け声と共に飛び上がって、ヒュドラに斬りかかる。
補助魔法もあって、簡単に5メールほど飛び上がった。
そして剣を振り下ろそうとした、その時、
横腹に激痛が走り、目からは星が飛び散るような感覚を覚えた。
次の瞬間、ドシャ、とあたしは地面に落下していた。
「……った……っ」
体中が痛いと悲鳴をあげる。
幸い頭を強打していなかったことだけが救いだった。
まだ、あたしは生きてる。
足を動かそうと力を入れてみると、辛うじて動かせるらしい。
と言っても、片方だけ、なのだけど。
落下した際に右足はやられたようだ。
骨折だろうか、すごく、痛い。
まぁ、あとで治癒魔法をかけよう。骨折程度なら、どうにか治せるはず。
あたしも負けじと攻撃を加える。
「"サンダー・ショット"!」
ヒュドラ達の攻撃を避けつつ雷雲を生み出し、そこから雷撃を与える。
同時にヒュドラの叫び声が響いた。
「…っはぁ、はぁ…」
これだけ連続して魔法を使えば、流石に息が切れる。
攻撃は直撃したけれど、これだけの攻撃で倒れるようなヒュドラ達ではない。
もう少し攻撃しなくては、倒れてくれないだろう。
どうしようかな、接近戦に持ち込んで、首を切り落とすか。
「"ソード"!」
一言呟けば、杖は剣へと変身してくれた。キラリと剣先が光る。
気が重い。本当は殺したくなんてないのに。
それでもやらなくちゃいけないんだよ、と自分に言い聞かせてあたしは走り出した。
「"ジャンプ"!」
咄嗟に補助魔法を発動させると、足元に魔法陣が広がり光った。
「はぁっ!」
掛け声と共に飛び上がって、ヒュドラに斬りかかる。
補助魔法もあって、簡単に5メールほど飛び上がった。
そして剣を振り下ろそうとした、その時、
横腹に激痛が走り、目からは星が飛び散るような感覚を覚えた。
次の瞬間、ドシャ、とあたしは地面に落下していた。
「……った……っ」
体中が痛いと悲鳴をあげる。
幸い頭を強打していなかったことだけが救いだった。
まだ、あたしは生きてる。
足を動かそうと力を入れてみると、辛うじて動かせるらしい。
と言っても、片方だけ、なのだけど。
落下した際に右足はやられたようだ。
骨折だろうか、すごく、痛い。
まぁ、あとで治癒魔法をかけよう。骨折程度なら、どうにか治せるはず。


