「私の得意技なのよ。どうかしら?」
「さすが、強いね。あたしも倒せるかどうか分からないや」
そう言って笑った。
半分は本気。けれど、もう半分は、何とかして倒そうと思考を巡らせているのが本音だった。
っていうか、雅人は大丈夫かな?
ちらっと雅人と翔太の方を見ると、ほぼ互角に戦っている。
まだ、決着には時間がかかりそうだ。
それよりも、こっちだよ。緑の巨人を、どうにかしないと。
うーん。木は、生きている。水分を多く含んでいる。
だから火は使えない。
生きている…。あ!
「いいこと思いついた」
小さく呟いた。
「"フレイム・ウィンド"!」
あたしは杖を振り上げて叫んだ。
それと同時に温風が吹き出した。熱い。
何をするかと思ったら温風をだしたあたしを見て、美玲は呆れていた。
「何をしているの?…って!」
美玲は緑の巨人を見ると愕然とした。
「す、水分が!」
緑の巨人から白い煙がモクモクと出ている。
そう、水蒸気だ。
温風で水分を飛ばせば、草木は燃えるはず。
あたしの思惑通り、緑の巨人はその鮮やかな緑を、しんなりとした土気色に変えていく。
「う、"ウォー」
「"フレイム・ダンス"!」
美玲が水を与える魔法をかけるよりも早く、あたしは炎を繰り出した。
くねった炎は緑の巨人を囲む。
そしてすぐに炎は燃え移った。
緑の巨人の呻く声も聞こえてきたが、もう助かりはしない。
何てったって、炎で囲まれてるし。
それに、あたしの魔法だもんね。
しばらくすると緑の巨人はすっかり黒い灰と化してしまった。
「私の負けね」
そう言って儚く笑う美玲に、
「ううん。まだだよ。まだ戦いは終わってないよ」
あたしは笑いかけた。
「さすが、強いね。あたしも倒せるかどうか分からないや」
そう言って笑った。
半分は本気。けれど、もう半分は、何とかして倒そうと思考を巡らせているのが本音だった。
っていうか、雅人は大丈夫かな?
ちらっと雅人と翔太の方を見ると、ほぼ互角に戦っている。
まだ、決着には時間がかかりそうだ。
それよりも、こっちだよ。緑の巨人を、どうにかしないと。
うーん。木は、生きている。水分を多く含んでいる。
だから火は使えない。
生きている…。あ!
「いいこと思いついた」
小さく呟いた。
「"フレイム・ウィンド"!」
あたしは杖を振り上げて叫んだ。
それと同時に温風が吹き出した。熱い。
何をするかと思ったら温風をだしたあたしを見て、美玲は呆れていた。
「何をしているの?…って!」
美玲は緑の巨人を見ると愕然とした。
「す、水分が!」
緑の巨人から白い煙がモクモクと出ている。
そう、水蒸気だ。
温風で水分を飛ばせば、草木は燃えるはず。
あたしの思惑通り、緑の巨人はその鮮やかな緑を、しんなりとした土気色に変えていく。
「う、"ウォー」
「"フレイム・ダンス"!」
美玲が水を与える魔法をかけるよりも早く、あたしは炎を繰り出した。
くねった炎は緑の巨人を囲む。
そしてすぐに炎は燃え移った。
緑の巨人の呻く声も聞こえてきたが、もう助かりはしない。
何てったって、炎で囲まれてるし。
それに、あたしの魔法だもんね。
しばらくすると緑の巨人はすっかり黒い灰と化してしまった。
「私の負けね」
そう言って儚く笑う美玲に、
「ううん。まだだよ。まだ戦いは終わってないよ」
あたしは笑いかけた。


