嘘つきラブレター

恋愛(ピュア)

琴鈴/著
嘘つきラブレター
作品番号
1012406
最終更新
2014/04/01
総文字数
4,557
ページ数
12ページ
ステータス
完結
PV数
11,174
いいね数
1
4月1日。

君がいない新しい生活に
不安が隠せません。



*☆*

(今日はエイプリルフール。)

(卒業して会う機会が少なくなってしまう彼に、エイプリルフールを言い訳にして告白しよう。)


*☆*


愛庭ゆめさん主催
「春、君に告白する」企画!

下の「春告」キーワードから他の素敵作家様の作品に飛べます☆









この作品のレビュー

★★★★★
2014/04/09 22:07
投稿者: 春川 メル さん
ネタバレ
嘘つきラブレター

今日はエイプリルフール。明日から、大学生。

新しい生活がはじまるけれど、だけどとなりに、きみはいない。



「私、ずっと泰秀のことが好きなんだ。」



だから、ズルい告白に乗せたホントの気持ちを、思いきってきみに伝えたら。

少しの切なさの後、嘘みたいなホントの奇跡が、起こった。


―――――――――――――

春は出会いと別れの季節。今まで当たり前に過ごしてきた日常がなくなってしまうのはさみしいけれど、これからは、新しいふたりの関係を築いていける。

春特有のセンチメンタルな気持ちと、希望に溢れた素敵なお話。

ぜひ、ご一読ください*

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★★★★★
2014/04/06 14:26
投稿者: 颯希 さん
ネタバレ
嘘つきラブレター

君がいない教室も 君がいない授業も 君がいない学園祭も
当たり前のように隣にいた君が、うそみたいにいなくなる毎日なんて
ねえ 不安なことばかりだよ

新しい明日の足音に君も 寂しいと思ってくれてればいいのに。


4月1日で意味付けした
ズルい告白で伝えるよ。

*


愛おしく思い出してしまうのは、口を開くと出てきてしまうのは、終わってしまった日々のこと。君がいない明日からのことなんて考えたくない。
この時期ならではの不安定な心情が、不安定な主人公の言葉で綴られていて、頷きながら読んでしまいました。小春ちゃん、よかったね。

切なさ、そして希望。
春にぴったりの一作です。
素敵な作品ありがとうございました!

ぜひ、御一読を。

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★★★★★
2014/04/02 16:49
投稿者: 愛庭ゆめ さん
ネタバレ
君がいない、これからなんて

高校のほとんどを泰秀と過ごしてきた。
でも、高校を卒業して、明日からは大学生。バラバラになってしまう。
隣に、泰秀はいない。

──そんなの嫌だよ。

今ならきっと誤魔化せる。だって今日はエイプリルフール。
告白したって、嘘だよって終われる。

嘘みたいな、本物の告白。
エイプリルフールのひとつの物語。

小春ちゃんがどれだけ泰秀くんが大切なのか、好きなのか、伝わってきます。

嘘みたいな、本当の出来事。
小春ちゃんの不安もなくなって、色づいた日々に変わって。
次の春が来る頃には2人の絆ももっと深くなっているのかなあ……と、2人の未来を想像して微笑ましくなりました。

ぜひ、ご一読ください。

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この作品の感想ノート

琴鈴さんはじめまして!
今回企画をご一緒させていただいている、春川と申します~(*゚▽゚*)

実は琴鈴さんのお名前は、以前から存じ上げておりまして……
今回ようやく感想ノートにお邪魔させていただきました|ω')←

春の不安や希望に揺れ動く小春ちゃんの気持ち、等身大で描かれていてきゅっと胸が締めつけられました。
小春ちゃん、泰秀くんと新しい関係になれてよかった*
あたたかい春みたいなふたり、いつまでも仲良くいてほしいです(*^^*)

素敵なお話、ありがとうございました!

2014/04/09 22:17

木元さな様

わー!初めましてっ
今回企画ご一緒させていただいてありがとうございます〜\(//∇//)\

3月中って、卒業した学校の友達と遊んだりしたりして、全然卒業した実感が湧かなかったりしますよね〜。4月になって春休みが開けたら、また同じメンバーで教室で授業受けるような気がして。

まだ一緒にいたい、だけど、時間は待ってくれないし、新しい生活を送らなきゃいけない。そんな小春の気持ちが少しでも伝わったなら嬉しいです◎

ありがとうございました!

琴鈴さん
2014/04/07 21:14

はじめまして。木元さなです。

私も今年、高校を卒業したので小春ちゃんの気持ちがよくわかります…!

今まで卒業した実感すら湧かなかったのに、友達が遠くに引っ越してしまったり入学式や入社式を終えて新しい生活を始めたりと、四月になった途端に卒業の現実味がまして寂しいです( ; ; )

可愛いエイプリルフールのお話ありがとうございました!

2014/04/05 06:45

この作品のひとこと感想

すべての感想数:14

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