「ダメじゃねぇよな?満、 俺たちの仲だ コイツが沙良でこっちが梓な 名前で呼ぶ方が楽だしそう呼ぼうぜー」 「ちょっとそんな理由で呼んでたわけ?」 とっさに、沙良ちゃんが言う。 「え?バレた?」 「もう!梓もなんか言ってよ~」 「バカだからしょうがない」 俺は3人のやりとりを見ていて吹きだした。 まだ、全然笑える。 どん底に落ちても誰かがいれば 引き上げてもらえる。 それだったら、上を向いて生きて行こうー。