小さい声ではあるものの 雰囲気を察する事が出来れば分かってしまうような内容だ。 ヒソヒソ声で周りが、話を伝えていく時 「いらねぇ、つってんだろ! 迷惑なんだよ!」 田辺くんは大きな声をあげた。 教室は一瞬シーンとなって時が止まる。 すると、 「そ。まぁそれならそれでいいけど 腹減るぞ? だから置いとくな」 隆平はそう言って自分の席についた。