すると、その言葉に一緒に歩いていた満くんは立ち止まった。 「沙良、隆平が教えてくれたのは そういう事じゃないよ」 真っ直ぐと力強い目をする満くんを見ることが出来なかった。 「俺さ、入学したばっかの頃 死のうと思ってたんだ 何にもいい事がない。環境が変わっても 周りの空気は変わらないんだって気付いたら 生きてる意味なんてないって思った そんで屋上まで行ったんだ…… だけど、その時それを察した隆平が来て…… 死ぬ覚悟あるなら、全力で楽しいことも出来るなって 言ったんだ。」