私はこれ以上疲れさせないように病室を出た。 とりあえず、私の気持ちは話すことが出来た。 後は……少し言いづらいけど2人に言って 今私達に何が出来るか考えなくちゃ。 そして、次の日ー。 私は学校に行くとすぐに2人を呼び出した。 空き教室を利用して真剣な顔で2人を見る。 「今日は2人に話があるの」 そう言って一呼吸置いてから 「あのね……」 ゆっくり隆平のことを話すと それを聞いた梓は涙を流しながらうつむいた。 満くんは頷きながら私の言葉に耳をかたむける。 最後まで話し終えた時、