『お母さんたちが、もう…いないってことは知ってる。
けど、っけど、嫌なのっ!
お母さんたちも…、青龍も…離れていった。
私から、離れていった!
だから、…現実逃避するしかないじゃんっ!!
守はさぁ?
大好きな人が自分から離れていく辛さなんて分からないでしょうっ?
私と違って、…綺麗な瞳。
汚れなんて知らないような…。
怖いっ、その瞳に飲み込まれるんじゃないかって…。
守が怖いよっ…。』
大声で言い過ぎて、喉が痛い…。
あらく息をしている私と対照的に、ジッと私の目を見つめる守。
…軽蔑した?
そりゃ、頭おかしいよね、私。
死んだ人を今でも待っているんだもん。
…はは、
私は、オカシイ。

