ー…
『…ズビっ。』
あー、鼻が詰まって息しにくい。
…はぁ。
よく、部屋までもったな、私の涙よ…!
…久しぶりに、あんなに泣いたな。
やっぱり、お父さんたちの事を話すのは、辛いや。
もう、「花」って呼んでくれない。
もう、声も聞けない。
もう、…いないんだ。
そんなこと分かってる、分かってるよ!
けど、まだ心の片隅で、お父さんたちは戻ってきてくれる。
「ただいま。」って、何もなかったかのように帰ってきてくれる。
そう思っている私は、馬鹿ですか?
いるのなら、神様。
教えてください。
…お父さんは…、お母さんは…、
どこにいるの?

