大好きな君 〜守と花のSTORY〜




☆ 守side ☆



俺は昨日、不思議な女を拾った。


女なんか、興味のないこの俺がな。



なんだろう…。


あいつの瞳が怖いくらい何もうつしてねぇんだ。


気を抜けば、飲み込まれそうで…。


口では嫌がってんのに、瞳は何も怖がってない。


バカにしているような瞳だった。


俺は仕事上、あいつみたいな瞳の奴と関わっている。


自慢じゃねぇが、瞳でそいつの気持ちが分かるんだよな。



…心理カウンセラー。



これが俺の仕事。



お分かりの通り、口が悪りぃから、初めての患者には怯えられるんだがな。


2回目からは、ニコニコしてやがる。


その顔見ると、俺も嬉しくなる。



だから、この仕事は俺にとってピッタリなのかもしれない。