ー…
『じゃましまーす。』
…。
何でこうなった?
キョロキョロと見渡す海道さん。
…はぁ。
『…あの、…。』
『この人たち、花の親かぁ?』
私の言葉を遮り、海道さんが言った。
『…はぁ、まぁ。そうですけど。』
普通に会話しちゃってるよ…。
『へぇ。髪の色からして、ハーフかと思ったら違うんだなぁ。』
あ、やっぱり髪の色気になるか。
…。
そう、私はハーフじゃない。
純日本人だ。
なんか、突然変異?で私みたいな髪の色の子が生まれるみたい。
みんな、気味が悪いって…。
でも、両親はすごい可愛がってくれたし、青龍のみんなも可愛がってくれた。
…だけど、今は誰もいない。
カツラ被らず学校行けば、染め直してこい。と、不良生扱い。
カツラ被らず街に行けば、龍華だ。と、いろんな声が飛び交う。
…正直、メンドイ。
『染めてないみたいだし、お前、良かったなぁ。綺麗な髪に生まれてきて。』
っ…。

