…え、広い。
玄関だけでも、すごく広い。
『おい、ガキ。さっさと風呂入れ。』
…チッ。
こいつは、「おい、ガキ。」が口癖かっ!
私はガキじゃない!!
『…。』
抵抗しても無駄だと悟り、案内された風呂場まで来た。
鏡を見れば、疲れきった私の顔。
あ、そういえば、私、学校帰りじゃん!
ひさしぶりに大人買いしようっ、て時に、蒼たちとバッタリ会っちゃって逃げたらクソハゲに捕まって…。
そしたら、青年が来て…。
今に至ると。
…はぁ。
なんて、ついてない日なんだよ。
とりあえず、疲れた。
…入っちゃえ!!
カツラを外し、制服を脱いでいく。
あーぁ、びっちゃびちゃ。
『…ぶしゅ!!…寒っ。』
早く入ろうっと。
ーガラっ
…うわ、ピッカピカ。
どれだけ磨いたらこんなツルピカになるわけ?
テクを教えてほしいよ…。

